ゴー宣DOJO

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トッキー
2012.7.27 04:08その他ニュース

産経と櫻井よしこの「オスプレイ安全デマ」について

本日の切通師範のブログで
産経の捏造記事事件について知り、
本当に驚き、呆れました。

マスゴミとネトゴミが同根、それどころか
マスゴミがネトゴミの後追いをやって
デマを拡散している・・・としたら、
マスメディア・ジャーナリズムの自殺行為
としか言いようがありません。
https://www.gosen-dojo.com/index.php?key=joapwy2t6-57#_57

そして私もここでもう一つ、

産経新聞のデマ記事を
告発しなければなりません。

産経新聞は7月24日1面トップで
オスプレイ岩国搬入完了を報じ、
『低い事故率 感情的反発』
と見出しに謳っています。

見るも恥ずかしい

「オスプレイ・ウェルカム!」
の、ポチ記事です。

それによると、10万飛行時間当たりの
重大事故の件数を示す「事故率」は、
海兵隊が所有するヘリや航空機
全体の平均事故率「2.45」に対して、
オスプレイは「1.93」であり、むしろ
オスプレイの方が安全だというのです。

そして、この記事の尻馬に乗ったのが
マダム・ミスリード、デマゴギー女史の
櫻井よしこです。

櫻井は昨日発売の週刊新潮で、
この産経記事を根拠に
「オスプレイは安全」を前提として、
岩国の抗議行動を追った
NHKの
『ニュースウオッチ9』を
「明らかな偏向報道である」と
猛烈に批判。

「オスプレイの安全性を判断するのに
重要な事故率について、
メディアの責任の一端として、
報じるべきではないのか」
と糾弾しています。

櫻井がそう書いたからかどうかは
わかりませんが、
その「週刊新潮」の発売当日、
NHK『ニュース7』が
オスプレイの事故率
について報じました。

それによると、
海兵隊平均「2.45」に対して
オスプレイ「1.93」というのは、
死者が出るなど最も重大な事故
「クラスA」に限った数字であり、

乗員に部分的に後遺症が残るなどの
「クラスB」の事故は
海兵隊平均「2.07」に対して
オスプレイは「2.85」

軽いけが人が出るなどの
「クラスC」に至っては、
海兵隊平均「4.58」に対して
オスプレイは「10.46」と、
倍以上事故を起こしており、
海兵隊の航空機の中で
最も高い
事故率
だったというのです!
さらに付け加えれば、海兵隊の報道部は
「程度の軽い事故の割合は確かに高いが、
この2年で起きた事故の72%は操縦など
人為的なミスが原因で、
オスプレイに設計上の問題はなく、
安全性の高い航空機だと確信している」
と語ったそうですが、
この「人為的ミス」がまた問題なのです。

これもNHKが7月に報じていたのですが、
米国防総省の関係機関である国防分析研究所で
オスプレイの性能に関する分析を行い、
2003年に評価書をまとめた
レックス・リボロ元主任分析官によれば、
オスプレイは通常の航空機とは異なり、
小さなミスが大事故につながるといいます。

例えば、今年4月に起きた
モロッコでの墜落事故は、
「回転翼を動かすスイッチを
数分の1秒長く押したために発生した」
といい、
「オスプレイの事故発生率は
今後、
悪化していくだろう」
という見方を示したそうです。

リボロ氏はさらに共同通信の取材に対しても、
普天間周辺で通常飛行をしている限りは
現在配備されているヘリよりも「安全」だが、
山間部での低空飛行訓練は
「はるかに危険」と答えています。
「メディアの責任」をしっかり果たしました。

これは「感情的反発」ではありません。

「左翼だから反対」というイデオロギーの
問題でもありません。

産経新聞、そして櫻井よしこは、これに対して
「メディアの責任」を果たすでしょうか?

それともやっぱり
「反左翼だから賛成」という
イデオロギーの
殻に閉じこもって、
恥もせずに
デマを拡散
し続けるつもりでしょうか?


「メディアの責任」も
問いかけましょう!

第28回ゴー宣道場
 『マスゴミとネトゴミといじめ』

平成24年8月19日(日)午後1時 から
『人事労務会館』 にて開催します。
8月は 第3日曜日 の開催です絵文字:重要絵文字:重要

入場料は1000円。

参加希望の方は 往復はがき に、『第28回参加希望』 と明記、

さらに、


1. 
氏名(同伴者がいる場合はその方の氏名と続柄・関係など)

2. 住所

3. 電話番号
4. 年齢

5. 
職業(学生の方は学校名)
6. 
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7. 
応募の理由と道場への期待

返信はがきの宛名には、ご自分の氏名・住所をご記入の上、

152-8799

東京都目黒区目黒本町1-15-16 目黒郵便局・局留め

『ゴー宣道場』代表・小林よしのり、担当・岸端


まで、お送り下さい。

締め切りは平成24年8/8(水)必着

参加ご希望の方は

余裕を持ってお早めにご応募下さい絵文字:重要

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